2015年08月06日

ビジョナリーカンパニー 時代を超える生存の原則@ジム・コリンズ





第一回目はこちら。

ビジョナリーカンパニーです。


様々な経営者の方々が座右の書として挙げているビジョナリーカンパニー。
絶対に読んでいただきたい一冊です。
では、ビジョナリーカンパニーとは何なのか?
本文では、以下のように定義されています。



【ビジョナリー・カンパニーの定義】
・業界で卓越した企業である
・見識のある経営者や企業幹部の間で、広く尊敬されている
・私たちが暮らす社会に、消えることのない足跡を残している
・最高経営責任者(CEO)が世代交代している
・当初の主力商品のライフサイクルを超えて繁栄している
・1950年以前に設立されている


あらすじ--------------------------------------------------


時代を超え際立った存在であり続ける企業”ビジョナリーカンパニー”を選び出し、設立以来現在に至る歴史全体を徹底的に調査、ライバル企業と比較検討し、その特別な企業たる所以を解き明かす。



感想--------------------------------------------------

 本書では、時代を超えて生き残り続ける超優良企業(ビジョナリーカンパニー)には共通点がある、という仮説の元にビジョナリーカンパニーと比較対象企業を比較し、ビジョナリーカンパニーの共通点を洗い出して行きます。
 本書で何度も繰り返し言われていることの一つが、「基本理念」の重要性です。
基本理念とは「お客様へ常に最高のサービスをお届けする」、「常に最先端の技術を駆使して社会に貢献する」、「最先端の医療技術を駆使して人の役に立つ」といったいつになっても変わることの無い、その会社の存在意義のようなものです。



逆に、基本理念以外はすべてを変えてもいい。



ここ、非常にポイントです。
軸をブラさなければ、他は変えてもよいのです。
尊敬するサイバーエージェントの藤田晋社長は”21世紀を代表する会社を作る”という軸を据えています。
この軸を据えること、それから戦略を考える。順序を取り違えてはだめです。


 一方で、ビジョナリーカンパニーに「カリスマ的な指導者」は必要なく、必要なことは「優れた指導者を常に排出し続ける組織を作り上げる」こととも言っています。
私はこの点に目から鱗が落ちました。


例えば、アップル。
アップルは比較対象企業に分類されます。私見ですが。
誰もが知っているカリスマ、スティーブジョブズがこの世を去り、後継者にバトンタッチされましたが、今後どうなるものか。
強すぎるカリスマは、時に組織を窮地に追い込む。
新しい分野に手を出し始めたアップルが今後どうなるか見ものです。



現在のような経済状況の下ではどうしても目先の利益ばかりに目が行きがちです。
もちろんそれは大事なことですが、それは最も重要な目的を果たすための手段に過ぎず、それ以上の何物でもない。
これはまさに、人生哲学ですね。
お金を稼ぐことは手段であり、大切なのはどう使うか。
アメリカの大富豪は、だから慈善活動に精を出すのでしょう。 
最後に、ビジョナリーカンパニーの法則で閉めたいと思います。


 【ビジョナリー・カンパニーの8つの生存の法則】
(1)製品ではなく企業そのものが究極の作品と考える
(2)現実的な理想主義
(3)基本理念を維持し、進歩を促す
(4)社運を賭けた大胆な目標
(5)カルトのような文化
(6)大量のものを試して、うまくいったものを残す
(7)生え抜きの経営陣
(8)決して満足しない



posted by 長谷川 諒 at 15:21| Comment(0) | ジム・コリンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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