2018年04月19日

【長谷川コラム】努力した人が報われる環境を築きたい

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世の中、努力した人が報われない環境が多いと思います。

私もそのような環境で育ってきました。

一番萎えたのは、居酒屋で店長をしていた時代です。

私は店長としてその店に在籍していて、当時主に閉店担当でした。

役職のある人間が私のほか料理長がいたのですが、料理長はオープン担当でした。

私はどんなに忙しくても可能な限り仕込みや次の日の準備を終わらせていつも帰っていました。

どうしても間に合わないものだけホワイトボードにメモ書きして、次の日のオープン担当の人に任せる感じで毎日頑張っていました。

オーナーは基本的にその時間にはいなかったので、私がどんなに頑張っても評価はされません。

そんなの当たり前と言われれば、そうです。私も当たり前と思ってやっていました。

次の日、私が出勤(しかも大体30分とか早く来ていた)してみると、なんと終わっているであろう仕込みが全く終わっていないのです。

しかも、大体いつもです。

なにかおかしいな、と思いながらも私は全力で仕込みを終わらせにかかっていました。

オーナーはその時間位に毎回顔を出すので、私と料理長は変わらない評価でした。むしろ、よく意見する私は疎まれがちでした。

そのまま何事もなく私は退職し、独立を果たしたのですが、なんとオープン担当のスタッフはとんでもないことをやらかしていたのです。

それは、仕込みの時間の3時間のうちの2時間、料理長を含めた2人のスタッフは寝たりスマホをいじったりと見事にサボっていたのです。

私が来る時間の30分前くらいから行動を開始していたそうです。

なんて腹が立つことでしょうね。あの時私は必死だったので馬鹿らしく思います。

私はそのほかにも家でシフトを作ったり、休みの日に撮影など色々と仕事をこなしていました。

そんな私と毎日サボっていた料理長が同じ評価。これはおかしいと思いませんか?

私はこの経験から、自分の会社ではきちんと頑張っている人間が正当に評価される環境を作ろうと心に決めました。

自分みたいに頑張っていることが裏目に出るのは優秀な人間のやる気を損なうと思うからです。

私はこれまで大手チェーン居酒屋、個人焼鳥屋、イタリアン、百貨店レストラン、居酒屋店長と渡り歩いてきましたが、どの環境でも一番働いていた自信があります。

一番早く来て準備を終わらせるのを日課にしていました。

焼鳥屋時代に至っては、アルバイトにもかかわらず出勤時間より一時間も早く来て仕込みをしていました。

もちろん時給は発生していません。

別にこうしろというわけではありません。ブラック企業を作りたいわけではないです。

でも、そのような頑張りを私は評価します。

必ずそのような仕事をする人は伸びます。

私が手を差し伸べて効率化することを覚えれば完璧です。

なぜ、こんな話をするかと言うと、うちのスタッフと一服休憩について色々話したからです。

皆さんの職場は、どのように一服していますか?

うちの店は、落ち着き次第一日に何度か一服に行かせます。

私は煙草を吸わないのでよくわかりませんが、吸わないとイライラするそうなのでそうしています。

そこで、ある問題が発生しました。

一服と言って休憩に行かせると、一回に10分以上も帰ってこないのです。

それが多い日には4,5回ありますから、多い時で1時間も一服していることになります。

それはおかしいと思い、私は一服を廃止しようかと思っていると言いました。

どうせ1時間行くならば、まとめてとったほうがいい。

それに、煙草を吸わない人間と吸う人間に大きな格差が出来ます。

煙草を吸う人間が労働時間が一時間短く、吸わない人間が一時間長いのに、給料は同じ。

これは、私の望む環境ではありません。

うちは賄いも勤務中に食べさせるので、時給が発生します。

もし煙草は吸わない、賄いも食べない新人が来たら、うちの店をどう思うでしょうか。

私は嫌ですね。不公平だと思います。

似た件で、出勤時間に10分前に来る人と、ぎりぎりに来る人がいます。

どちらでも、給料は変わりません。それならば、ぎりぎりのほうが得ですよね。

そうなってしまうと、全員がぎりぎりに来るようになります。

皆当たり前ですが楽な方を選ぶのです。

楽な方を選んでいて、果たして仕事が出来るようになるでしょうか?

私は絶対ならないと思います。

売上を伸ばそうなんて気にもならないし、お客様を喜ばそうなんてさらさら思わないでしょう。

早く帰りたい、楽して稼ぎたい。そんな思考回路になってしまいます。

一応補足しておきますが、システマチックに楽をするのは私も大賛成です。

手書きだったものをパソコンに変えるとか、会計をIT化するとか、効率化はいいことです。むしろ必要。

そうしたことじゃなくて、楽することが目的になっては質が低下する、と言いたいわけです。

いま、本当に頑張る人が減りました。

私はうだうだ言って頑張らないかっこ悪い人は嫌いです。

目標を定めてまっすぐに頑張る人間が大好き。応援したくなります。

うちのお店は、そうした人が報われる環境を必ず作ります。

そうしなければ、生き残れないです。




posted by 長谷川 諒 at 22:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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