2017年09月03日

【長谷川コラム】泣いて馬謖を切る

Fotolia_62722511_Subscription_XXL.jpg



泣いて馬謖を切る。


有名な諺で、私の好きな格言です。

ご存知の方も多いとは思いますが一応解説しておきますと、親しい中であっても間違いを犯した時はきちんと罰しなければならないという意味です。

この諺の由来は三国志から来ています。

蜀の軍師であった諸葛亮公明は、有能な部下の馬謖をとても可愛がっていました。

ある戦いで、馬謖は諸葛亮が立てた作戦を無視し、大きな損害を出してしまいます。

諸葛亮はそれを受けて、涙を流しつつ馬謖を厳しく罰しました。

もしその処遇を曖昧にしてしまえば、ほかの人たちに示しがつきません。

これ、非常に大切なことだと思います。

そして、なかなか徹底できません。

私は、このように出来ずに組織が崩壊していく様をこれまでたくさん見てきました。

あるお店では、店長とアルバイトが交際しておりほかのスタッフとの扱いが明らかに異なり、離職が相次いで起こりました。

またあるお店では、可愛くて我儘なアルバイトスタッフ(それ故にお客様から人気がある)だけ特別扱いで誰も注意できず、規律が乱れていました。

私はこれらを見てきて、決めたことがあります。

それは、職場で必要以上に仲良くなるのは止めよう、ということです。

仲良くなりすぎて友達のような関係になると、指導が難しくなります。

だから私は、一定の距離を置くようにしています。

そうすればきちんと𠮟れます。それが相手の為にもなると思うのです。

今日このような話をしたのは、うちのスタッフが遅刻癖が治らず、とうとう処罰に踏み切ったからです。

うちのスタッフは、前職からですが遅刻の常習犯です。

うちの社員になってからも、それは変わりませんでした。

僅かな遅刻は日常茶飯事で、時々一時間以上の大遅刻をやらかします。

私は、口を酸っぱくして言います。社会人は時間が命で、時間を守れない奴はクズだ、と。

でも、悲しいことになかなかそれは伝わらず、ここまで来ました。

それでも私はお説教するくらいで何の処罰も科してきませんでした。でも、それは先月でやめにしました。

だって、おかしいじゃないですか。

こちらは公言したことは愚直に実行しています。

でも、相手はそうじゃない。

このことは彼の今後にもうちの会社の未来としてもよくない。そう思いました。

実際に何をしたのかと言いますと、遅刻をしたら歩合給をカットする、そう決定しました。

よくよく考えれば当たり前です。

手当は日常業務をきちんとこなせてから初めて受け取れるもの。

他の会社はどうか知りませんが、うちのスタッフはそれが当たり前と思ってもらわなければ困る。

ということで先月の頭に8月のの歩合給はないからね、と通告したところ、なんと過去最高月商を記録してしまうという悲劇が。

本当ならば8万円ほどの歩合給が入るはずなのに残念です。

まぁ、それでもボーナスはあるので今月はウハウハでしょう。

私も組織のトップとして、この諺を胸にメリハリのあるレベルの高い集団を作っていきます。

組織には、厳しさは必ず必要です。

私はそれを痛感しました。

今は経営者として全ての権限を握っていますが、より確信が深まりました。

厳しさをもって相手に接するには、こちらもそれ相応のアメをもっていなければいけません。

それは私の仕事であります。

厳しくする以上は、いい給料を払い、休みを増やし、未来を輝かせなければいけません。

望むところです。周りが羨むような組織にして見せます。


泣いて馬謖を切る。その諺はその過程において必要な考え方だと私は思います。




皆様の参考になれば幸いです。




Fotolia_62722511_Subscription_XXL.jpg


posted by 長谷川 諒 at 01:04| Comment(0) | 長谷川コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

▲ページの先頭へ

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。