2016年02月22日

マーケティングのポイント。”誰に”を忘れちゃいないか

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飲食店の販促を見ていると、思うことがある。

それは、何を売るかしか考えていないなってことだ。

うちの鍋はこんなにうまい。

この煮込みはじっくり6時間煮込んでる。

確かにそれも大事だ。

しかし、同じくらい大事なのが、”誰に”発信するかだ。

そこにみんな全然スポットが当たってない。

そこにフォーカスするだけで効果は全然違ってくるから

意識してみることをお勧めする。

掘り下げてみよう。

【グループラインでは反応なしだが、個別ラインでは返信される事実】

私は店長なので、お店のことをグループラインで送ることが多い。

何かをお願いすることもある。

しかし、ほとんどの場合、反応がない。

ここで面白いのが

個別に連絡すれば反応があるのだ。

聞いている内容は同じである。

つまり、こういうことだ。

人は、情報の矛先が自分に向いてないと、関心を示さないのだ。

グループラインだと、15人に向いてるから、我関せず。

個別だと、自分だけだから、返信する。

政治問題なんかも、そうである。

消費税増税なんかは自分に利害関係があるから注目するが

外交問題なんかは興味なしという人は多いだろう。

自分に関係ないと思うのだ。

要は、マーケティング、販促も同じことだ。

見た人が、自分に関係があると思うようなやり方をとるんだ。

つまり、”誰に対して発信してるか”である。

しかし、ほとんどの人の目線が自分本位である。

うちなこんなにうまいとか、オシャレとか、そんな感じ。

"何を売っているか"だけなんだ。

それだけじゃだめだ。

それに加えて、誰に向けて発信するかを考えたら、

アナタの広告の威力は倍増する。

【”アナタに向けた販促”の具体例】

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これはうちの入り口である。

左の看板の”空席あります。”ってのは、今回の具体例だ。

うちの店は2階で中が見えないから、一見のお客様は入りずらい。

そして同時に、空き状況が見えない。

上がって空いているか確認するのは面倒である。

そこで、このメッセージだ。

その手間を省いてあげるのだ。

このメッセージは、特に週末、予約をしてなくてお店を探している

そんなお客様に向けて書いた。

こんなふうに、情報は内容も大切だが、方向も大事である。

情報誌に載せる場合も、ここを理解してるか否かで大きく差がつく。

うちも以前は酒押しの内容を載せていたが全く反応がなかった。

情報誌を見る人は、宴会需要が多い。

その点を踏まえて宴会押しをしたら、大ヒットである。

逆に、通なマニアックな人なんかは情報誌よりもネットを見るから

HPや食べログなんかを強化すれば効果的だ。

参考になれば幸いである。

しかし、まだどんなふうにしたらいいかわからないというアナタ。

まずは、自己分析からだ。

自分の店のお客様の層はどんな感じであるのか。

そして、そのお客様はどんなコンテンツを望むのか。

まずそこからである。

そして、いま発信している情報の表現を変えるのだ。

”マスカットの香りがする果実味の強いワイン”に加えて、

”魚料理と相性抜群です。”と書くのだ。

アナタの店のお客様はそこまで酒に詳しくない。

客単価が低い店は大抵そうだ。

そうしたお客様が求める情報は、これなのだ。

【まとめ、どんなことでも同じである。】

今回は飲食の話だったが、他の業界でも同じことだ。

私のブログは必ず特定の人に向けて書いている。

それは、そうやって書いたほうが伝わるからだ。

多くの人に向けて書くと抽象化されてつまらないのだ。

だから、サービスを考えるときは、身近な誰かを想像しよう。

アナタの恋人の悩みを解決するのだ。

すると面白いことに、同じ悩みを持つ人が大勢いるのだ。

ここにお金が発生してくる。

私が尊敬するヘアサロンOCEANはツイッターで悩み相談をしている。

これは非常にうまいと思う。

まず、”誰に”がはっきりしている。

そして、同じ悩みを抱える人はたくさんいるから、

結果大きな販促効果となる。

漠然とつぶやくより断然効果的だ。

こうした思考のベースになっているのは、金子哲雄さんの著書である。

オススメだから、是非読んで欲しい。



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posted by 長谷川 諒 at 14:47| Comment(0) | 三科光平 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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